Ed Ruscha ／ Now Then： A Retrospective ハードカバー

MoMAの展示会「ED RUSCHA / NOW THEN」（2023年9月30日-2024年1月13日）のエキシビションカタログです。

MoMAでの初の個展となる本展は、エド・ルシェの素晴らしいキャリアの65年間を網羅し、彼自身の領域横断的なアプローチを反映したこれまでで最も包括的な作品展示となります。1958年から現在までに制作された、ペインティング、ドローイング、版画、写真、アーティスト・ブック、映像、インスタレーションなど200点以上の作品を展示しています。

このカタログは、ルシェの最も高く評価されている絵画や書籍と、あまり知られていないルシェの活動の一端を紹介しています。

本カタログでは、ルシェの作品について、従来のポップ・アートやコンセプチュアル・アートといったカテゴリーを超えた新たな視点で検証し、戦後アメリカ美術において最も影響力のある人物の一人であるルシェについて、新たな視点を提示しています。
本書収録のエッセイを総合すると、ルシェの言語に対する物質的な探求、型破りなメディウム（火薬、チョコレート、チューイング・タバコなど）の実験、画期的な自費出版本など、ルシェの特異な貢献が浮き彫りになります。
図版入りの年表で補足された本書は、ルシェの多作なアート制作を特徴づけてきた絶え間ない改革を捉えています。
336ページ＋ゲートフォールド3枚、374図版。

編集：Christophe Cherix with Ana Torok、Kiko Aebi
その他の寄稿：Benjamin H. D. Buchloh、Donna De Salvo and Linda Norden、 Michael Govan、Ellen Lupton and Jennifer Tobias、Andrew Perchuk、Jeffrey Weiss